証し 序

証し = 神様が自分に示してくださった恵みや働きを伝えること。


ちなみにぼくの神様はイエス・キリストの神様で、またぼくはイエス・キリストを主であり救い主だと信じてます。


さて、、、

遡れるとこまで遡りたいが、そうするとキリがないので、きっかけみたいなものからスタートする。

細かいことも書くが、それは1mmでも違う道を辿っていたら今この神様との出会いはなかったと思うからであり、その細かい一つひとつのできごとが結び合っていなければイエス様とも出会ってないと思うから。(厳密にいうと、神様の導きに1mmの狂いもないし、辿ってきた道は必然だったと思う。)

また、書き終わったときには、凝縮して作り直したい。ということは、これは下書きみたいなものか。


さて、前置きの方が長くなりそうなのでそろそろ・・・。


序。


中学生のとき、英語の話。

地元でまあまあ良い塾に母が通わせてくれた。受講したのは英数国。

当時、英語が全くわからず、アルファベットを小学4年生のときに習ったくらいで、penのつづりも中学に入って初めて知ったくらいの初めてさだった。英語を希望したわけではなかったが、英数を中心に教える熟だったのでそれらは必須、そして国語をオプションで選んで受講していたのだった。


厳しい先生でよく怒られていたので、すぐに顔を思い出せる。笑 あだ名もあったな。

で、よく単語をノートに書いていた。全国模試なんかの順位はそれほどでもなかったが、学校ではそれなりの点を取るようになり、自信がついてきた。お!おれ英語得意じゃん。

(岡山では"じゃん"は使わないが、岡山弁は封印しているため、ぼくの言葉はすべて標準語とする)

得意なものは好きになる。また、自信がつく。


歴史の話。

あまりよく覚えてないが、歴史も好きだった。これは得意不得意ではなく、単純に好きだった。また、歴史の先生が中国の王朝名を覚えるための替え歌を作っていて今でも覚えている。殷、周、秦、漢・・・。


そして、高校へ。

市内の有名進学校に入れるくらいの学力はあった(と今でも信じる)が、部活をしたかったがために普通の進学校へ入学。

そこでもやはり英語は上位だった気がする。

歴史もずっと好きで世界史を選んだ。

(1年のとき、歴史の最初の授業でなぜかいきなり天地創造の話をしていた。何日で世界は作られたかと質問もされた。ただみんなポカーンだった。未だに残る疑問は、この天地創造の話が歴史のカリキュラムに入っていたのか、もしくはその先生がクリスチャンで歴史の始まりとしてそのことを話してくれたのか。でも、前者はおそらくなし(中学の歴史の先生がいたら訊きたい)で、後者も今思い出しても全然クリスチャンぽくなかった。うーむ)


そのときの性格は暗い、いじられ、すぐ落ち込む、人とコミュニケーションできない。

(大体今もそのままもシフトしている。笑)


クラスでは友達があまりできず、できたとしても会話に入り込むことはなく、遠目で見ていることが多かった。孤独だった。

そのような状態だから、部活が拠り所となる。

部活は部活で楽しかった。キツい練習を含めて。

ただ、いじられるのが段々重くなって、冗談で言われるネガティヴワードを自分の状態だと思い込むようになっていき、自信がなくなる。また、自信を持て、という言葉も当たってはいるがそう言われても・・みたいな感じだった。

(このできごとで、"人はどうせ理解してくれない"という気持ちが形成されたり(今もなお残っている)や冷笑的な性格になっていってしまったのかと思う。


高3。受験が周りの人より早く終え、なんとなくな高校生活を送っていた。本を読み始めた。

初期の段階で、遠藤周作の『沈黙』を読んだ。何か惹かれるものがあり、『キリストの誕生』『イエスの生涯』も読んだ。あくまで歴史上の人物として"イエス"を読んだ。

なぜか西洋古典が好きでゲーテとかが好きだった。(いやそれは大学時代だったかもしれない。)

他に母からもいくつか本を勧められたりしていろいろ読んでいた。

あるとき、聖書のことが頭に過ぎり、人生の中で一度は読んでみたいと思ったことがある。しかし、漠然と、単なる書物という認識で、どこで手に入るのかわからず、およそ自分が読むべきものかも知らずに。

(ちなみに高校を勉強できる方の進学校に通っていたら、もっといい大学に入れたんだろうなと思う。余談)


また、このときから、おれはなんで生きているんだろうとおぼろげに思うようになっていった。

それは自信のなさと孤独のため。


そして高校卒業。

このとき、母が「大学に入ったらきっと語学研修があるから参加しんちゃい」と言ってくれた。

この語学研修でイギリスに渡り、これをきっかけに、キリストに出会うまでのいろいろな人々との出会いやできごとが繰り広げられていくこととなる。