16MAY18
数日前に『聖書の旅』という70年代の古書を読んだ。
中身もさることながら、最後のページの文章が一番印象深かった。
この本は、数年前に地元の商店街を歩いていて、たまたま閉店した本屋に、「ご自由に」と書かれて置かれていたのをそのまま持ち帰ったものだった。
イスラエルの歴史、というか考古学の本で、作者は旧約聖書にも通じていて、面白い本だった。
次の電車の中の本として、大学を卒業するときに先生(いつも書いてる恩師ではない)からもらった、『トム・ジョウンズ』を読み始めた。
教養の講義でイギリス文学を学んだのをちょっと思い出した。
講義はすべて物語の解説だったから、本編を読むのは初めてだ。
どういう分類かわからないけど、純文学というのか、表現がすごく豊かだ。